やっと寒くなって紅葉の季節になってきましたね。寒くなるとインフルエンザが気になる…受付の小泉です。
コロナ禍がもたらす恐怖!なんと歯周病のリスクが高まっているそうです。2021.11.11の読売テレビ「情報ライブミヤネ屋」で紹介されました。
歯周病だとコロナ感染による死亡率が約9倍に跳ね上がり、インフルエンザの感染リスクも高くなるそうです。
歯周病は成人の約7割がかかっている病気…。専門家によると、マスクで無意識に行っている「口呼吸」で歯周病が悪化しやすいといいます。
18歳以上の大人の7割が歯周病を罹患しているとされています。初期は歯肉が少し膨らむなどの歯肉炎が見られ歯周炎になると歯肉が腫れる他歯が長く見え骨が溶けます!
骨が再生することはありません。骨は歯垢の中にある細菌が炎症を起こし支えている骨を溶かしていくもので染みたり歯磨きの際に血が出ることなどがサインです。
自覚症状がなく悪化するもので完全な除去は出来ないです。歯周病は他人の唾液などから感染するもので18歳以降から住み着きやすくなり30歳からリスクが高まり、虫歯菌は酸素を好むため歯の表面に住み着きやすく、歯周病菌は酸素が苦手なため歯茎の隙間に住み着きやすいです。
コロナ禍で受診控えや口呼吸などでリスクが高まっています。口を閉じる意識付けや口を鍛えるなどの対策が必要です。
さらに!歯周病でインフルエンザの感染リスクが高くなります。高齢者190人を調査した所、歯科衛生士によって歯の掃除をしてもらった98人のうち約1%(1人)がインフルエンザに感染し、本人や介護者に歯の掃除をしてもらった92人は約9.8%(9人)がインフルエンザに感染したという。これに、専門家は「歯周病菌が出すタンパク質分解酵素がウイルスと細胞の結合力を高める働きがある」「専門的な口腔ケアをすることでインフルエンザの感染リスクを減らすことができる可能性がある」とコメントされました。また、歯周病でコロナの死亡率が高くなるリスクがあるといいます。歯周病の人が新型コロナに感染した場合、歯周病ではない人と比べ死亡率は8.81倍、人工呼吸器を使用する割合は4.57倍、合併症を発症する割合は3.67倍になるという。これに、専門家は「歯周病の人に基礎疾患が多いことが影響しているのか明らかになっていないが、歯周病の人はコロナの重症化リスクが高い」とコメント。また、歯周病対策については「磨き残しをゼロにするのは難しい。同じ箇所を磨き残しやすく、そこは365日ずっと磨けていない。専門的なクリーニングを定期的に受ける必要がある」とコメントされました。
成人だと、最低でも半年に1回は歯医者さんに行ってくださいね。先生もおっしゃっていましたが、自分の主治医は自分です!